FEATURE 01 23 / 東京

サブカルチャーの一端に生まれたブランドとして、23年経った今でも、自分たちの立つ場所は、変わらぬその場所でありたいと望んでいます。

23年という年月を過ごすうちに得たものは、表現のバリエーションや、アウトプットの幅を広げる手段となり、ブランドの基盤層となりました。
様々なカルチャーからの影響であったり、そこから派生する解釈であったりと、自分たちにとって身近で、直接的な感覚として築いてきたものです。
1996年、東京の裏原宿と名付けられた場所が、まさに当時のユースカルチャーの融合体でした。
その現象の中で生まれたWTAPSは、時代ごとに人や物事や場所に影響され、今もあの当時の熱狂が与えてくれた様々な経験は自分たちの表現方法の基礎となっています。
そしてその現象が、自分たちだけではなく、ここで息づく次の世代の土壌となり、また新しい文化を作り出すしていくのかもしれません。

WTAPSとは何か。その答えは常にシンプルです。
ブランドの本質を示すものは23年前から変わっていません。
原宿が生んだWTAPSが根付いていきたい場所は、自分たちが生きてきた場所である、そのカルチャーの中なのだと考えています。